西陣・北野は京都の中心より、北に位置する場所。京都御所に西、烏丸通から西を西陣と呼ぶ。西陣という住所はなく、昔から呼ばれているこの地域の名前。昔から織物が盛んなところで、今での高級織物　西陣織の産地として多くの業者がいる。古い街並みを感じさせる風流な建物も多くのこっていて、東京でいう下町的なところでもある。西陣の中には北野という場所がある。北野天満宮や花街の上七軒があるところで、賑やかな場所だ。

お寺と神社　　街　　紅葉　　桜　　　花　　　　祭り　　宿泊

西陣・北野の、お寺と神社の紹介。

北野天満宮
北野天満宮。北野天満宮は学問の神と崇められる菅原の道真を祀る。合格祈願で訪れる人が絶えない場所。北野天満宮は、桃山建築の豪華な社殿。豊臣秀吉が、造営したといわれる。

千本釈迦堂
千本釈迦堂（せんぼんしゃかどう）。正式名称は大報恩寺（だいほうおんじ）。
1227年、義空上人によって開された。千本釈迦堂の名前の由来は、本堂の釈迦如来像があること、また千本通沿いにあることから、この名前がついた。千本釈迦堂には、阿亀（おかめ）伝説がある。

千本ゑんま堂

その他、お寺と神社

◇千本ゑんま堂　釘抜地蔵　平野神社　猫寺　光盛大明神
　 椿寺（地蔵院）
　 立本寺　権雪大明神

西陣・北野の、街の紹介。

上七軒
京都　北野天満宮の南東のほうにある上七軒（かみしちけん）。祇園や、先斗町など京都の中心部から少し離れたところにある花街（かがい）のひとつ。京都の花街の中では一番歴史が古く、室町時代、北野天満宮の再建の際に、残った木材で７軒の茶屋をたてたことからはじまった。

西陣・北野の、紅葉の紹介。

北野天満宮の紅葉
北野天満宮は紅葉の名所。もみじ苑には約300本のもみじの木があって、紅葉時期には鮮やかに色づく。菅原道真ももみじと、梅を愛していたという。

その他の紅葉
◇立本寺

西陣・北野の、桜のきれいな場所の紹介。

平野神社の桜
平野神社は桜の名所。桜は平安時代より植樹されていて、現在は約60種400もあるという。3月初旬からは河津桜が咲きはじめ、山門前のしだれ桜、あの魁桜は3月中旬ごろから咲き始める。そうして、4月上旬に満開になって、長い間桜を楽しめるところだ。

その他の桜
◇千本釈迦堂　立本寺

西陣・北野の、桜以外で、花の名所を紹介。

北野天満宮の梅
北野天満宮は梅の名所。1月下旬から3月中旬まで梅苑が公開され、満開の梅を楽しむことができる。境内には約50種1500本の梅の木があるという。

千本ゑんま堂の蓮
千本ゑんま堂は夏、境内が蓮のい花で彩られる。蓮は年々、増えてきていて、この時期境内は鮮やかだ。蓮なので、満開なのは朝なので、できるだけ朝の早い時間帯にいくといい。

椿寺の椿
椿寺は椿がいっぱいで、椿の名所。本堂前にある樹齢200年の椿は、『五色八重散椿』という椿で、豊臣秀吉が寄進した椿の２代目にあたるもの。花ごと落ちずに、花びらが落ちるというかりんな、切ない椿。

西陣・北野の、祭りを紹介。

北野天満宮の祭り
1月 筆始祭・天満書（北野天満宮）
2月 梅花祭（北野天満宮）
2月3日 節分祭
　　　北野天満宮　千本釈迦堂　千本ゑんま堂
5月 雷除大祭（北野天満宮）
6月 御誕辰祭大茅の輪くぐり（北野天満宮）
7月 御手洗祭と七夕祭（北野天満宮）
8月 北野七夕祭（北野天満宮）
10月 瑞饋祭（北野天満宮）
11月 御茶壺奉献祭・口切式（北野天満宮）
12月 大福梅の授与（北野天満宮）
12月 献茶祭（北野天満宮）
12月 終い天神（北野天満宮）

その他西陣・北野の祭り
2月 おかめ福節分会（千本釈迦堂）
4月 平野神社 桜花祭（平野神社）
5月 ゑんま堂大念仏狂言（千本ゑんま堂）
7月 風祭り（千本ゑんま堂）
7月 七夕祭（地主神社）
8月 千本ゑんま堂　お精霊迎え・送り（千本ゑんま堂）
8月 千本釈迦堂　精霊迎えと六道参り（千本釈迦堂）
9月 名月祭（平野神社）
10月 船岡大祭（建勲神社）

西陣・北野の宿泊。町屋を改修した宿がオシャレでよい。
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ＫＹＯＴＯ　ＨＡＴＡＧＯＹＡ上七軒
金閣寺まで徒歩圏内、ＨＡＴＡＧＯＹＡは京都の町家を再生し、一棟を貸切で滞在できる施設。北野天満宮から２００ｍ。金閣寺まで１．２ｋｍ、二条城まで２．１ｋｍと観光に便利なロケーション。京町屋の建物はとてもオシャレ。

「望庵」別邸　北野天満宮の棲家（いえ）
一軒貸の町家。路地中の大人の隠れ家。北野天満宮の北門前、上七軒・平野神社の間近で、金閣寺も徒歩圏内。住まうように京都にふれられる。

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