京へ。

ホーム 京マップ 西陣・北野 千本ゑんま堂

東山へ

千本ゑんま堂
(強運節分祭)

ホーム 祭り

京都 洛中にある
千本ゑんま堂
(せんぼんえんまどう)。
千別名は引接寺(いんじょうじ)。
夜のゑんま堂は、
赤い提灯に飾られて、
入口には入りきれないほどの
人だかりができていた。


千本ゑんま堂の節分は、
堂念仏狂言。
夜の遅い時間から行われる。
 
演目は、
爺さん婆さんが演じる、
『舌切雀』だった。


雀が出てきた。
 
雀役は、
ほほえましい、
小さな子供たち。


そうして
おじいさんは、
雀のお宿を見つけ捜し歩く。
地元の人に、
聞いて、
やっとたどり着く。

雀のお宿から帰った爺さんは、
小さな箱を持って帰った。
 大きい箱と小さい箱があって、
欲のない爺さんは、
小さな箱を選んだのだという。
 
箱の中には婆さんの好む反物などが、
入っていたけど、
爺さんは婆さんにあげなかった。

それから後日、
婆さんも雀のお宿にいってきて、
婆さんは、
戸惑いもなく、
大きな箱を持って帰ったのだという。
 
でも、
箱を開けると、

なんとまぁ
大蛇やゲテモノが
でてきた。
 
 
欲を出すと、
ろくなことはないと
いうことだ。

狂言が終わると、
和尚さんの話が始まる。
 
千本ゑんま堂は
有名になって
いろんなところからくる人も多いけど、
地元の人のお寺。
こういうとき和尚さんの話や、
地元の人の声援聞いていると
それがよくわかる。


お寺の人、狂言の役者さん、
そうして福男、福女が壇上に上がって、
豆まきが始まった。
 
くじ付きの豆まきだったので、
特ににぎわっていた。


そうして、
節分が終わり、
人が去いく。
 
赤い提灯に照らされたゑんま堂が、
シーンとしていた。

バイバイ〜。

東山へ
サイトマップ 更新履歴 リンク リンクについて 問い合わせ