京へ。

ホーム 京マップ 木津川

京マップ

木津川市は京都の南、奈良との境にある街で奈良市と接している。奈良時代との境にあるこの場所は、交通の要所として栄えてきた。奈良時代末期には恭仁京という都がおかれ、日本の中心地となったこともある。その証なのか京都府では京都市に続いて広報・重要文化財が多いことからも裏付けられるだろう。しかし、都は数年で、廃止され、再び、奈良と京都の間にある場所としての歴史を歩むが、首都が平安京に移ってからは、京都中心部から離れた場所という歴史を歩んでいく。
現在、木津川市は、駅から少し離れると、木津川の水の恵みをうけた、田んぼが広がるのどかな景観が広がる。京都の中心部と違って、奈良時代の文化を感じる寺社も多いという。


お寺と神社      紅葉         祭り  宿泊



木津川の、お寺と神社の紹介。

岩船寺
創建は729年。開基は聖武天皇。行基が手掛けたお寺。もともとは広大な敷地と、たくさんの伽藍があったというが、承久の乱で焼失し、その後は縮小していった。平安時代の阿弥陀如来像の他、平安時代、鎌倉時代、室町時代の貴重な木像が安置されているという。初夏には紫陽花が咲き乱れ、アジサイ寺とも呼ばれる。

浄瑠璃寺
創建は1047年、開基は義明上人。池を中心とした浄土式庭園と、本堂と三重塔の伽藍があって、どこかしら宇治の平等院を感じさせる。京都の中心部の寺院に比べれば、訪れる人はまばらで、ゆったりとした雰囲気がある。

海住山寺
創建は743年、開基は聖武天皇。このお寺は、かつて恭仁京があった瓶原を見下ろす場所にたっており、創建の時期も同時になる。海住山へは、角度が急な坂道を登っていくのだが、歩いて行くとちょっときつい。


恭仁神社

その他の寺社
木津川にはたくさんの寺社がある。国の重要文化財としては、御霊神社、白山神社、神童寺、松尾神社などがあり、阿弥陀如来像などの重要文化財の美術工芸品も多い。
>神童寺 恭仁神社 安福寺 御霊神社

岩船寺のある当尾地区には古代に作られた、道しるべとしての石仏が数多く存在する。この石仏たちも見応えがある。




木津川の、街について。

恭仁宮跡
740年聖武天皇の勅命により平城京からこの地に遷都された。当時の反乱や疫病をきらっての遷都であった。しかし遷都されたものの、743年には近江紫香楽宮、744年には大阪難波京遷都され、745年にまた恭仁京に戻したが、 結局745年には平城京に戻したという。恭仁宮はわずか、5年の短命の都であった。現在、大極殿院の跡と、七重の塔のあった山城国分寺跡の2つが、証として残されている。


木津川市文化財整理保管センター
恭仁宮跡の少し東にいったところにある木津川市文化財整理保管センター。ここには恭仁京の詳し資料や、遺跡の出土品、塔の模型などが展示されている。当方が行った時には、恭仁宮を説明ビデオをみせてくれて、詳しく説明してくれた。
※休館日:祝日および、年末年始。

恭仁小学校
大極殿跡の南、国分寺跡の西にはさまれて、恭仁小学校がある。恭仁京の遺構残る場所、つまり恭仁京の中心地に、恭仁小学校はたっている。それだけでも貴重ではあるが、この校舎は、今でも木造(2017年1月現在)で、懐かしい景観が残っている。


田んぼの風景
恭仁京跡には、広い田んぼの景観が広がる。田んぼは、殆ど恭仁宮の敷地であったところだ。昔は大勢の人が住んでいた。けれど、今は夢のあと。のどかな田んぼの景観が続く。

お茶畑
京都南部はお茶の生産が多いが、木津川も例外でなくお茶畑が多い。宇治茶のお茶だ。お茶摘み前の、緑の青葉が美しい時の景観は、みごたえがある。ちなみに、お茶畑は、北東隣の和束町が有名だ。

木津川コミュニティーバス
木津川市が運営する、コミュティーバス。山城地区、木津地区、加茂地区と、3つの路線があって、それぞれ運営している。決して本数は多くないが、市民の強い味方。岩船寺や浄瑠璃寺に行くときは、観光者にとっても強い味方だ。



木津川の、紅葉の紹介。

岩船寺の紅葉
岩船寺は紅葉も美しい。本堂、池、三重塔と、それぞれ紅葉に囲まれる。それぞれ、場所によって時期が異なり、三重塔のまわりは、京都じゅうでも一番遅いくらいの紅葉だ。

浄瑠璃寺の紅葉
浄瑠璃寺も紅葉が美しいところ。池を含めて、敷地が広いので、敷地の場所それぞれで、紅葉時期が違い、見ごろのシーズンがつかみにくい。浄瑠璃寺も三重塔の周りの紅葉は少し遅め。

海住山寺
本堂の周りや、五重塔の周りの紅葉が美しい。けれど、本堂周りや、五重塔周りは紅葉が早く終わる。上の公園の場所は、紅葉は若干遅い。

 


木津川の、桜の名所を紹介。

安福寺
安福寺は桜の名所。山門前は桜で覆われ、境内も桜一色になる。
木津駅からも近く、桜の季節に木津川市によったら立ち寄りたいところ。

その他の桜

>御霊神社 神童寺


木津川の、桜以外で、花の名所を紹介。

岩船寺の紫陽花
岩船寺は紫陽花の美しいところ。紫陽花が多く、紫陽花寺とも呼ばれている。その紫陽花の数は35種類、5000株ほどだという。更に建物に配慮し、景観を考慮し植えているとのことで、紫陽花の時期は、紫陽花に囲まれた岩船寺の景観に圧巻されることだろう。

恭仁宮跡のコスモス
恭仁京の国分寺跡の横には、コスモスの花が咲き乱れる。特に秋が満開だ。ただ、コスモスなので、どことなく寂しく、恭仁京跡を、偲びるる花だ。


木津川の、祭りを紹介。

木津川の祭り
2月:涌出宮の居籠祭(棚倉駅近くの涌出宮で行われる火の祭り)
7月:木津川夏祭り(4000発の花火)
10月第4土日:木津川神輿太鼓祭(御霊神社、岡田国神社、他)


木津川の宿泊。加茂駅近辺に旅館はないので、関西線で隣の笠置駅に旅館がある。
また、浄瑠璃寺や、岩船寺などであれば、奈良が近い。また宇治も比較的近い場所だろう。
※リンクは楽天トラベルにリンクしています。

料理旅館よしや(京都 笠置)
京都府立公園笠置山中腹に位置し、宿からは木津川や四季折々の山の景色が一望!自慢の料理と景色を愉しめる宿。


料理旅館 松本亭(京都 笠置)
京都では元祖きじ料理発祥の旅館。旅館自慢のきじ料理や山の幸を使用した料理の数々がある。

春日ホテル(近鉄奈良駅)
奈良公園の玄関口に。奈良の郷土食を取り入れた会席料理と庭園露天風呂が自慢。


その他の宿
長岡、宇治の宿泊
奈良駅周辺の宿泊

京都駅周辺の宿泊
京都市内の宿泊
河原町、烏丸、四条の宿泊
祇園、東山の宿泊

※楽天トラベルにジャンプします。
 


サイトマップ 更新履歴 リンク リンクについて 問い合わせ