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金堂

青もみじ 雪

京都 栂ノ尾にある高山寺の塔頭、
金堂(きんどう、こんどう)。
高山寺の境内にある一番上にある建物で、
かつての本堂だといわれている。
今の建物は、1624〜44年頃、
仁和寺真光院から古御堂を移築したという。
 
金堂へは、表参道を、ずっと上へあがっていく。
石灯篭は、笑う石灯籠。

深い、
森林の中。
青もみじは、
鮮やかに、
繁っていた。

木の根から出ていた、
木の芽。
やがては
大きくなるんだろうな。

木々には、
苔がいっぱい。
さらに、
いろんな植物が所狭しと、
生えている。

そうして
階段を上っていくと、
金堂がある。

深い森の中。
静寂につつまれた
金堂がある。
 
金堂は、
たくさんの青もみじに包まれていた。

そうして、
下を見ると、
『カニ!』
ここは海じゃないけど、
沢のカニだろうか。

そうして、
ちょっとばかり
金堂にあがらせてもらって
しばし休憩。
 

森林の蒼い
景観を見ながら、
心地よい、
やすらぎにしたった。

バイバイ〜。

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