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宝蔵院

京都 黄檗にある
宝蔵院
(ほうぞういん)。
創建は1669年。鉄眼禅師。
鉄眼禅師とは一切経を開版した人。
一切経とは、仏教の百科事典のようなもの。
版木を使い、
日本で始めて印刷を行い、
出版したのだという。

日本で初めて、印刷を
広めたことになる。
仏教という点だけでなく、
文化的の貢献をしている人だ。
 
この版木につかわれた事体が、
『明朝体』で、
いまでも字体の基礎になっている。


境内は
桜散る。
 
鉄眼と桜。
鉄眼にとっては桜は干渉するものでなく、
版木の材料であった。
固い桜の木は、
版木として適したのだという。

幕府をなんとか説得して、
桜の木を使うことを、
許されたのだという。
 
宝蔵院の境内には、
美しい桜の木が数本。
当時だったら、
版木にされてしまったかもしれない。

宝蔵院には、
『一切経蔵庫』という倉庫がある。
一切経の印刷のために
作成した一切経は、6965巻。
版木は約6万点にものぼるという。
そのお宝が、
ここに眠る。

バイバイ〜。

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